相田卓三卓越教授らの研究グループ 海水中で原料まで分解できる「超分子プラスチック」の開発に成功
東京カレッジの相田卓三卓越教授が参加する国際共同研究チームは、海水中などで容易に原料にまで解離し、生化学的に代謝される「超分子プラスチック」の開発に成功しました。本研究成果は、プラスチックの代替材料として、固体の超分子ポリマーの可能性を初めて示唆し、マイクロプラスチックによる環境汚染の抑制に貢献すると期待されます。本研究は、科学雑誌『Science』オンライン版(11 月 22 日付)に掲載されました。
Cheng Y, Hirano E, Wang H, Kuwayama M, Meijer EW, Huang H, Aida T. Mechanically strong yet metabolizable supramolecular plastics by desalting upon phase separation. Science. 2024 Nov 22;386(6724):875-881. doi: 10.1126/science.ado1782. https://www.science.org/doi/10.1126/science.ado1782
詳細についてはプレスリリース記事をご覧ください。
本研究は、各メディアでも紹介されています。詳細は以下の記事をご覧ください。
“塩水で分解”プラスチック開発 環境負荷抑制に貢献へ 理研(NHK News)
海水で溶けるプラスチック開発 理研、海洋汚染抑制に期待(共同通信)