潮田フェローMichael KEEN氏 Working Paperを発表
潮田フェローのMichael KEEN氏がWorking Paperを発表しました。下記東京カレッジのページよりご覧ください。
BORDER CARBON ADJUSTMENTS: RATIONALE, DESIGN AND IMPACT
Michael Keen, Ian Parry, and James Roaf
https://www.tc.u-tokyo.ac.jp/en/media/publication/
多くの国は、気候変動の問題に対処するために必要となる遠大なカーボンプライシングの導入を躊躇している。これは、国内ビジネスに損害を与えるとともに、他の場所での排出量増加につながることを恐れているためである。このためらいを克服するため、論文では潮田フェローのMichael KEEN氏と共著者が、論争の的となる一つのアイデアを検討している。それは、炭素価格が国内生産者に与える影響に見合うように、輸入品に課されるという『炭素国境調整メカニズム』の採用である。適切に策定されれば、このアイデアが現在世界で最も緊急かつ差し迫ったニーズの一つであるCO2排出量の積極的な削減を実現する方法として有望であるとKEEN氏らは論じている。
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