日本におけるクィア人口学――西洋を前提に普遍化されたジェンダー・セクシュアリティに関する知を脱中心化する(講演者:平森大規 教授)
開催日時 | 2024年10月24日(木)15:00-16:30 |
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会場 |
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申込方法 | 事前申込制 |
言語 | 英語 |
要旨 |
本講演では、日本の文脈を考慮に入れつつ、無作為抽出調査で性的指向・性自認を測定するための方法論的研究から得られた知見を紹介する。また、異性愛者の回答者が非異性愛者として誤分類される問題や、量的データにおいて異性愛者と非異性愛者を完全に分けることの難しさについても考察する。さらに、量的調査の性別欄において、ノンバイナリー回答者を捉えるために選択肢「その他」を用いることがあるが、性別を「その他」と選んだ回答者の半数はシスジェンダー女性である可能性があるという最新の調査結果について最後に述べる。 |
講師プロフィール |
講演 平森 大規(法政大学グローバル教養学部 助教) ディスカッション 「モビリティとコネクティビティ」と「ジェンダー、セクシュアリティ、アイデンティティ」の研究会のメンバー Q&A 司会 Iris ISSEN(東京大学東京カレッジ 特任助教) Shannon WELCH(東京大学東京カレッジ 特任研究員) |
主催 | 東京大学国際高等研究所東京カレッジ |
お問い合わせ | tokyo.college.event@tc.u-tokyo.ac.jp |