近代の記憶:産業遺産のパブリック・ヒストリー
録画動画はこちらから視聴いただけます。
講演(日本語、英語字幕付き)
対談(日本語)
開催日時 | 2020年7月29日(水)17:00 より東京カレッジYouTubeチャンネルにて視聴可能 |
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会場 |
東京カレッジYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCGI2NUAxXMyN8-Up3n4piaQ) |
言語 | 講演(日本語、英語字幕) 対談(日本語のみ) |
要旨 |
「産業遺産」や「パブリック・ヒストリー」という言葉は、1990年代に入るまで日本ではあまり使われてきませんでした。しかし既に1960年代から日本の産業革命の遺産ともいえる施設の閉鎖や閉山は始まっていました。廃業した工場や鉱山を、その後どのように扱っていくべきなのでしょうか?すでに何十年にもわたって日本の人々はこの問題に向き合い、施設を保存したり、その歴史を記念したりしてきました。直近では、2015年にユネスコが明治日本の産業革命遺産を世界遺産と認めました。近代の産業文明は日本だけでなく、世界に大きな利益と、それに伴う高い犠牲をもたらしたといえます。この講演では、産業遺産の「負」の側面を、その功績とともに伝えることのできる、「パブリック・ヒストリー」の可能性を考えます。 |
プログラム |
【講演】近代の記憶:産業遺産のパブリック・ヒストリー 講師:アンドルー・ゴードン(東京カレッジ招聘教員・ハーバード大学教授) 【対談】アンドルー・ゴードン× 菅 豊 (東京大学東洋文化研究所教授)
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講師プロフィール |
アンドルー・ゴードン :デューク大学教授を経て1995年よりハーバード大学歴史学教授 。同大エドウィン・O・ライシャワー日本研究所所長などを歴任。専門は日本近現代史、比較労働史など。 菅 豊:東京大学大学院情報学環・学際情報学府、東洋文化研究所教授。専門は民俗学。研究者・専門家と市民とが協働して行う知識生産や社会実践について、パブリック・ヒストリーやパブリック・フォークロアという観点から研究・実践している。 |
主催 | 東京大学国際高等研究所東京カレッジ |
お問い合わせ | tcevent@graffiti97.co.jp |