シリーズ「グローバルヒストリーの対話」エピローグ:グローバルヒストリーと2050年の人文学 - 東京カレッジ

シリーズ「グローバルヒストリーの対話」エピローグ:グローバルヒストリーと2050年の人文学

日時:
2021.02.23 @ 17:00
2021-02-23T17:00:00+09:00
2021-02-23T17:15:00+09:00
シリーズ「グローバルヒストリーの対話」エピローグ:グローバルヒストリーと2050年の人文学
終了しました
YouTube
開催日時 2021年2月23日(火)17:00以降視聴可能
会場

Tokyo College YouTubeチャンネル (https://youtube.com/playlist?list=PLeE49Q0gSqn17IRqCa0_N109nhcXk8sZ4)

言語 英語(日本語字幕有)
要旨

歴史研究の新しい潮流「グローバルヒストリー」とは何か?その方法、テーマと意義は?研究者の立ち位置と研究成果の関係は?海外の研究者と東京カレッジの若手研究者が語らいます。 

プログラム

エピローグ:グローバルヒストリーと2050年の人文学

シリーズ「グローバルヒストリーの対話」最終回としてのエピローグ(2021年2月23日(火)17:00以降視聴可能)

では、

羽田正教授(東京カレッジ長)と各回に対談者として登壇した東京カレッジ研究者(ミハエル・ハチウス、赤藤詩織、マリア・テレギナ、フラヴィア・バルダリ、王雯璐、寺田悠紀)がシリーズの内容を振り返りながらグローバルヒストリーと2050年の人文学について語らいます。

 


※シリーズ「グローバルヒストリーの対話」は以下の内容で公開済です

プロローグ

2021年1月15日(金)

紹介

羽田正(東京カレッジ)

 

セッション1 グローバルヒストリーの方法

2021年1月15日(金)

対談1 接続された歴史と比較史

登壇者 アレッサンドロ・スタンチアーニ(フランス社会科学高等研究院教授)

対談者 寺田悠紀(東京カレッジ)

 

2021年1月19日(火)

対談2 トランスナショナルヒストリー

登壇者 シェルドン・ガロン(プリンストン大学教授)

対談者 ミハエル・ハチウス(東京カレッジ)

 

2021年1月22日(金)

対談3 グローバルヒストリーと近世

登壇者 マキシン・バーグ(ウォーリック大学教授)

対談者 王雯璐(東京カレッジ)

 

2021年1月26日(火)

対談4 グローバルヒストリーと史資料

登壇者 アントネッラ・ロマーノ(フランス社会科学高等研究院教授)

対談者 王雯璐(東京カレッジ)

 

セッション2 グローバルヒストリーの実践

2021年1月29日(金)

対談1 時間と叙述

登壇者 ジェレミー・エイデルマン(プリンストン大学教授)

対談者 寺田悠紀(東京カレッジ)

 

2021年2月2日(火)

対談2 グローバルヒストリーの政治性

登壇者 セバスチャン・コンラート(ベルリン自由大学教授)

対談者 寺田悠紀(東京カレッジ)

 

2021年2月5日(金)

対談3 グローバルヒストリーとジェンダー

登壇者 リサ・ヘルマン(ボン大学研究コーディネーター)

対談者 赤藤詩織(東京カレッジ)

 

セッション3 グローバルヒストリーと立場性

2021年2月9日(火)

対談1 アフリカとグローバルヒストリー

登壇者 アンドレアス・エッカート(ベルリン・フンボルト大学教授)

対談者 赤藤詩織(東京カレッジ)

 

2021年2月12日(金)

対談2 ソ連からロシアへ

登壇者 マルク・エリ(フランス国立科学研究センター准教授)

対談者 マリア・テレギナ(東京カレッジ)

 

2021年2月16日(火)

対談3 中国のグローバルヒストリー

登壇者 葛兆光(復旦大学教授)

対談者 王雯璐(東京カレッジ)

 

2021年2月19日(金)

対談4 ヨーロッパ中心主義とその克服

登壇者 セバスチャン・コンラート(ベルリン自由大学教授)

対談者 フラヴィア・バルダリ(東京カレッジ)

 

エピローグ

2021年2月23日(火)

グローバルヒストリーと2050年の人文学

主催 東京大学国際高等研究所東京カレッジ

Upcoming Events

開催予定のイベント

今日は「ディスインフォメーション」の時代か、それとも「戦略的コミュニケーション」の時代か?(講演者:Neville BOLT氏)

イベント予定講演会/Lecture

2024年7月22日(月)14:30-16:00

「ディスインフォメーション」と「戦略的コミュニケーション」は、関連しつつも異なる概念である。にもかかわらず、しばしば同じ意味だと誤解されている。ネビル・ボルト氏は、21世紀初頭より世界中の政府の注目を集め、盛んに論じられてきた「ディスインフォメーション」と「戦略的コミュニケーション」という2つの重要な概念について論じる。

Previous Events

公開済みイベント

平和、安全保障と人工知能

イベント予定講演会/Lecture

2024年7月12日(金) 14:00-15:00

本講演では、広範なセキュリティ領域にわたってAIシステムがもたらす固有のリスクについて掘り下げ、最後に、これらの技術に関連するリスクを防止・軽減するためのガバナンス・モデルの提案について、いくつかの知見を紹介する。その中には、拘束力のある規範、基準、ガイドラインを精緻化する必要性や、これらの規制を実施し、説明責任、被害に対する救済措置、緊急対応を通じてコンプライアンスを確保する適切なメカニズムを備えた一元化された当局を通じた監視、モニタリング、検証、検証機能の必要性が含まれる。

出版記念会:「キーウの遠い空-戦争の中のウクライナ人」(講師:Olga KHOMENKO氏)

イベント予定講演会/Lecture

2024年6月28日(金)15:30-16:30

2023年7月25日、中央公論新社からホメンコ氏の著書『キーウの遠い空─戦争の中のウクライナ人 』が出版された。ウクライナ戦争を独自の視点でとらえた一冊である。
この本は、ホメンコ氏がウクライナで体験した戦争や、家族、友人、元教え子から聞いた話に基づいて執筆された。ホメンコ氏は2022年の初めに日本のメディアの取材で、ウクライナの歴史や文化に関するインタビューを受けたが、その際の質問が、ウクライナの歴史に関する知識をあまりにも欠いていたため、インタビューに応じる代わりにウクライナ人の声を届けるために日本語で本を執筆することにした。

ハッキングの文化史(講師:Federico MAZZINI教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年6月24日(月)15:00-15:45

本講演では、1960年代の米国の大学で誕生したと言われているハッカー文化を、より長い歴史的文脈に位置付け考察する。歴史は19世紀末のSF小説から始まり、1910年代のハムラジオ、1970年代の「電話ハック」、そして20世紀末のコンピューター・ハッカーへと続く。本講演では、ハッカーや初期のハッカーたちが自分たちについて何を書き残し、また彼らが活字メディアにどのように受け止められていたかを議論する

グローバリゼーションの未来: 歴史の視点から(講演者:Bill EMMOTT氏)

イベント予定講演会/Lecture

2024年6月4日(火)16:00-17:30

グローバリゼーション―貿易、金融、思想を通じた国々のつながり―は後退しているように見える。各国政府は地政学的な緊張により、経済的保障を優先させ「リスク回避」に努めている。しかし、グローバリゼーションの後退が言われるのは、これが初めてではない。歴史を振り返ることで、どのような要因が今後のグローバリゼーションの行方を真に左右するのか理解することができるだろう。

日本における同族経営医療法人(講演者:Roger GOODMAN教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年5月30日(木)14:00-15:30

日本では、病院の約80%とクリニックの約90%が私立であり、これらのうち約75%が同族経営である。本講演では、日本の医療制度の運営全体の文脈における同族経営医療法人の発展と意義を説明し、先行研究でまだ明らかにされていない部分に注目する。

21世紀の中央銀行(講演者:Luiz Awazu PEREIRA DA SILVA教授)

イベント予定講演会/Lecture

2024年5月29日 (水)15:00-16:30 JST

21世紀の中央銀行は、5つの岐路に直面している(1. インフレとその不透明性の再現、2. 気候変動、3. 不平等、4. デジタル金融イノベーション、5. 人工知能)。これまで、中央銀行は課題に直面した際、分析的思考を強化し、適切にリスクを均衡させ、最善の道を選択してきた。現在、中央銀行が直面する新たな課題は、中央銀行がそれらの挑戦的な影響を慎重に特定し、分析する必要があることを示唆している。


TOP