出版記念「複雑な絡まり合いーフィリピン研究」
開催日時 | 2023年7月20日(木)16:00-17:30 |
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会場 |
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申込方法 | 事前申込制 |
言語 | 英語(日本語同時通訳) |
要旨 |
地域研究は、常に論争が絶えない分野です。植民地時代にさかのぼるその起源や、研究者の立場性、研究の方向性について、時折激しい論争が起こります。アテネオ・デ・マニラ大学出版会から刊行されたPlural Entanglements: Philippine Studiesの出版を記念した本イベントでは、編者であり人類学者のDada DOCOT博士が、地域研究に関して長く続いてきたこれらの議論を紹介し、この新しい編著書を特徴づける学術的寛容性、多元性、多様性の倫理的側面について報告します。また、Grace BARRETTO-TESORO博士が、時系列を再構築する際に先住民の視点を導入して論じた画期的な論文を紹介します。これはこの本の核心ともいうべき章で、アジア研究において脱植民地主義的なアプローチを進めうる可能性を秘めています。 |
講師プロフィール |
講演: Dada DOCOT(東京大学東京カレッジ ポストドクトラル・フェロー) Grace BARRETTO-TESORO(フィリピン大学考古学 ディレクター) 現在、フィリピン大学考古学研究プログラムのディレクターを務める。2007年、ケンブリッジ大学博士号取得(考古学)。
コメント: 佐藤仁(東京大学 東洋文化研究所 教授) 司会: 羽田 正(東京大学東京カレッジ長) Q&A |
主催 | 東京大学国際高等研究所東京カレッジ |
お問い合わせ | tokyo.college.event@tc.u-tokyo.ac.jp |