7 How the pandemic might play out in 2021 and beyond. Nature 05 August 2020)。 更に、毎年冬に流行するインフルエンザが、COVID-19の第3波と同時に流行した場合、初期症状による鑑別診断の困難さもあり、医療資源を大幅に圧迫し、更に危機的状況を引き起こすことが懸念されています。これに備え、舘田先生が理事長をされている日本感染症学会は8月3日に「今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて」という提言を発出しました。 COVID-19 は、発見されて半年程度しか経っていない新しい病気ですが、その間に多くの研究成果が蓄積されています。しかし一方で、短時間で多くの研究が進められているため、真偽が定かではないものも多くあります。医学は実社会と密接に関連する実学であり、今後も大学や学会から積極的に正確な情報発信を行っていく必要があると考えています。 2020年9月 南学 正臣
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