28 ありますが、たとえば大きな製薬会社でもさまざまな地域に研究員を派遣して、実験室では見つけられなかったような効能を持った伝統的な薬に注目したりしています。 6. ウウィィズズ//ポポスストト・・ココロロナナ社社会会へへのの対対応応 このように、サイエンスの力も借りながら教育を普及させ、柔軟な学びが広がっていくことで、システムを変えるような次の人材を生み出していくことが、格差が広がる今の社会の中で非常に大事なことだと思います。しかしながら、いま私たちが直面している多くの問題に対して、どこかでライトな、つまり軽い自分事になっていて、本当の意味でのヘビーな自分事になっていないのではないかと思うのです。 新型コロナウイルスの影響で学校に行けない子どもたちは、そういう状況が初めて自分事として感じられたと思うのですが、喉元過ぎれば忘れてしまう可能性があるかもしれません。コロナ禍で非常に苦しんでいる人はどんな人たちかといえば、社会経済的に非常に厳しい立場の人たちであり、豊かな人たちは安全な場所にいたりします。このコロナ禍によって自分たちの社会が非常に困っているので、豊かな人たちにとっても自分事にはなったのですが、まだまだヘビーな自分事にはなっていないと思うのです。 教育で非常に大事なことは、いかに他人事を自分事にしていくかということであり、それは教育を通してさまざまなことを知っていく中でできるようになると考えています。教育は時間がかかる営みなので、ウィズコロナの時代に今すぐどうこうできるわけではない面もあります。沖先生が「アンダーコロナ」という言葉もおっしゃっていましたが、アンダーコロナの中でも絶え間なく新しい教育の方法を模索することこそがSDGsの
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