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講演会(Johan BJÖRKEGREN教授) 不滅の知性とDNAに依存しない人類の台頭

約6万年前、人類がアフリカからの移住に成功した頃、ある変革が起こった。ホモ・サピエンスは、自然資源を巡る競争能力を根本的に変える重大なDNA変化を経験したと考えられる。この変化にとって重要だったのは、抽象的思考の獲得であった。そして今日、AIの発展により、ダーウィンの「適者生存」の原則から最終的に脱却する段階に差し掛かっている。我々はDNAへの依存から完全に解放されることで、さらには死すらも克服する方向へ急速に進化しつつある。

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会場開催東京大学・本郷キャンパス
2025年1月29日(水)15:00-16:30

講演会 (Annelise RILES教授) 日常の外交官: 分断された世界で混沌をつながりに変える

Annelise RILESは、新著『Everyday Ambassadors』で、私たちは今、リーダーシップが少数の手にあるのではなく、すべての人の手にあるエキサイティングな新世界秩序の瀬戸際にいると主張する。世界に今必要なのは、政治的、文化的違い、科学と宗教、芸術とテクノロジーの世界の間の橋渡し役であり、翻訳者、通訳者など、より多くの外交官であると提唱している。本講演では、RILES教授が、数十年にわたる法律と民族誌の研究をまとめ、誰もがどこにいても優れた外交官になるための 7 つの「行動」をまとめた著書について語る。

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2025年2月13日(木)10:00-11:30

パネル・ディスカッション ニューリーダーの下での日米経済関係

次期アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏は、中国からの輸入品に60%、カナダおよびメキシコからの輸入品に25%、そしてその他の国からの輸入品に10%の関税を課すと表明しています。就任から3週間が経過した今、これらの関税が実際に課される可能性はどの程度あるのでしょうか?これらが仮に実行された場合、日本はどのように対応するのでしょうか?日本の製造業者からアメリカへの輸出が大幅に減少するだけで済むのでしょうか?それとも、日本の製造業者は関税回避のためにアメリカでの投資を増加させるのでしょうか?

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2025年2月14日(金)9:00 - 10:15(JST)/ 2月13日(木)19:00 - 20:15(EST)

講演会(Alastair MORGAN潮田フェロー) イギリスの対中認識と対日政策(2010-2024年)

保守党率いるイギリス政府の中国に対する認識は、2010年から2024年にかけて大きく変化しました。2010年、キャメロン首相は中国の台頭を機会と捉えていました。10年後には、政府は中国をイギリスの経済安全保障に対する最大の長期的脅威とし、海外での中国の自己主張に対する懸念が高まっていると表明しました。この期間に、イギリスと日本はますます密接な安全保障関係を築きました。イギリス政府の中国に対する認識がこの期間の日本への政策を決定付けたのでしょうか、それとも他の要因も同様の影響力があったのでしょうか?

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2025年2月18日(火)15:00-16:30

講演会(Andrew GORDON教授) 日本の過去を再考する:教科書の改訂と歴史の修正

過去というのはまるで異国だと言われており、歴史家は現代の価値観を押し付けることなく過去を理解しようとする。しかしながら、歴史叙述とは、必然的に過去と現在の対話を行うことである。本講演では、これまでA Modern History of Japanを4版執筆し、現在5版の執筆を検討中の著者が、25年にわたる内的対話を紹介する。

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2025年2月27日(木)15:00-16:30

ブログ 東京大学におけるバイリンガリズムの授業の実践(前編)

このブログ記事は、東京大学で行われた2024年度全学自由研究ゼミナール『バイリンガリズムのさまざまな側面』の授業の一環で作られました。

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Lidiya SHAMOVA
2024年9月2日

ブログ 東京大学におけるバイリンガリズムの授業の実践(後編)

このブログ記事は、東京大学で行われた2024年度全学自由研究ゼミナール『バイリンガリズムのさまざまな側面』の授業の一環で作られました。

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Lidiya SHAMOVA
2024年9月2日

東京カレッジとは 東京カレッジは「2050年の地球と人類社会」をテーマに掲げ、中長期的に取り組んで参ります。

東京大学に新しく設立された「東京カレッジ」。世界の第一線で活躍する研究者や知識人を招き、市民の皆さんと一緒に未来社会の様々な側面について考える場を作ります。

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