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ディスカッション(ユヴァル・ノア・ハラリ氏、林 香里教授、江間 有沙准教授) デジタル時代の 教育と 科学の役割

今日、デジタルネットワークは私たちに膨大な情報を 提供しています。特に教育や科学の分野ではかつて ない規模となっています。しかし、これらの成果にもか かわらず、私たちの精神的、社会経済的、政治的状況 は改善されていません。むしろ、それらは悪化してい るように見えます。何が間違っているのでしょうか? 私たちは何をどう改善すべきなのでしょうか? 過去 の情報革命から、私たちは何を学べるのでしょうか?

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会場開催
2025年3月17日(月)15:00-16:30(14:00開場)

講演会(Mark TURIN教授) 言語における協働──記録から再興へ

本講演では、これまでMark TURIN教授が関わってきた、歴史的に周縁化されてきた先住民族コミュニティとの2つの協働プロジェクトについて議論する。対象となるのは、ヒマラヤ地域および北米先住民社会であり、彼らはそれぞれの言語を保存し、再興するために取り組んでいる。本講演では、「収集(Collect)」「保護(Protect)」「つながり(Connect)」という3つの言葉について探求する。

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2025年4月4日(金)13:00-14:30

講演会(Dominique LESTEL教授) 役に立たない機械の目的とは何か

本講演では、2017年に市民権を与えられた最初のヒューマノイドロボットであるソフィアを事例として取りあげ、その奇妙な機械が、救世主機械(他の機械の到来を告げる機械)、形而上学的機械(誰が人間か、誰が生きているかなど、根本的な形而上学的質問を私たちに強いる機会)、そして魔法の機械(危険な機械への恐怖と戦うのに役立つ機械)の役割を担うことにより、社会において繊細な位置を占めていることを論じる。

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2025年4月9日(水)15:00-16:30

講演会(Patrick BOUCHERON教授) 黒死病の世界:新たなアプローチ

1347年からヨーロッパに広がった第二次ペスト大流行は「黒死病」と呼ばれ、史上最大の人口災害として知られている。今日では、葬送考古学、人類学、微生物学、環境科学を組み合わせた学際的研究により、ペスト研究のアプローチは大きく変容した。DNA分析や気候研究の進展は新たな理解をもたらしたが、長期的で世界規模の出来事をどのようにしてグローバル・ヒストリーとして叙述すべきか、という課題は残されている。ペストの流行経路は世界のつながりを示すが、その正確な地理は依然として不明瞭である。

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2025年4月16日(水)10:00-11:30

講演会(William MARX教授) 世界文学を超えて

テキストは大陸や文化を越えて旅をし、あらゆる言語から翻訳され、世界中の大学で教えられ、新たなグローバルな規範を形成している。これほど自由に、どこにいても好きな作品を読むことができる時代はかつてなかった。あるいは、そう思えるかもしれない。しかし、それは本当の自由なのでしょうか?単なる心地よい幻想にすぎないのでしょうか?この一見無限に広がる文学の交流には、どのような境界があるのか。本講演は、その限界を探り、文学への新しいアプローチを提案することを目的とする。

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2025年5月8日(木)10:30-12:00

ブログ 吉見百穴に日本の重層的な歴史を見る

2月半ばの火曜日の午前中、冷たい風が吹くなか、東京カレッジの遺産研究会とグローバルヒストリー研究会のメンバー、それに数名の訪問研究者も加わって、埼玉県の吉見百穴を訪ねました。 幸運なことに高麗大学のJung-Sun Nina Han教授が、このたいへん珍しい史跡訪問に同行くださいました...

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Mark TURIN, Andrew GORDON
2025年3月4日

ブログ 重なり合う国際法の知識:幕末および明治初期の「万国公法」

このブログ記事は、東京大学で行われた2023-2024年度全学自由研究ゼミナール『Knowledge Encounters in Global History and the Contemporary World』の授業の一環で作られました。

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川崎健開
2024年12月20日

東京カレッジとは 東京カレッジは「2050年の地球と人類社会」をテーマに掲げ、中長期的に取り組んで参ります。

東京大学に新しく設立された「東京カレッジ」。世界の第一線で活躍する研究者や知識人を招き、市民の皆さんと一緒に未来社会の様々な側面について考える場を作ります。

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吉見百穴に日本の重層的な歴史を見る

2025.03.04
Tokyo College Blog

執筆者:Mark TURIN, Andrew GORDON 2月半ばの火曜日の午前中、冷たい風が吹くなか、東京カレッジの遺産研究会とグローバルヒストリー研究会のメンバー、それに数名の訪問研究者も加わっ…

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