言語とアイデンティティ - 東京カレッジ

言語とアイデンティティ

言語とアイデンティティの関係は、言語学、心理学、教育学、メディア、政治学など、多くの分野で議論されています。また、アイデンティティ形成の過程や特徴についても、社会言語学、人類学、発達心理学、社会心理学といった様々な方法論によって研究されています。今日、言語アイデンティティの研究は、言語によるアイデンティティ表現のメカニズムを明らかにすると同時に、多文化教育、言語政策、職場における言語などの研究にも影響を与えています。

このプロジェクトでは、アイデンティティと言語の関係の考察をする上での共通基盤を築くべく、アイデンティティ形成における個人的、相対的、集団的要素、安定性と流動性、アイデンティティの本質、デジタル化、グローバル化におけるアイデンティティと言語の関係など基本的な問題について学際的に議論します。

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【言語とアイデンティティ】第1回:「アイデンティティと『キャラ』」
【言語とアイデンティティ】第2回:「日本語の男女別自称詞:イデオロギーと革新」
【言語とアイデンティティ】第3回:「江戸時代後半における文字選択とアイデンティティ」
【言語とアイデンティティ】第4回:「トランスリンガルワード:『sushi』とは日本語なのか、英語なのか」
【言語とアイデンティティ】第5回:「日本における英語教育改革―バイリンガルで多文化的な新世代の日本人育成へ?」
【言語とアイデンティティ】第6回:「『ありのまま』に『おネエことば』を再現する: 言語労働と言語的過剰性」
【言語とアイデンティティ】第7回:「日本のエクストリームメタルからみた言語・アイデンティティ・歴史的イデオロギー」
【言語とアイデンティティ】第8回:「日本における言語とアイデンティティの過去・現在・未来」
シリーズ「言語とアイデンティティ」 人種と言語的近代:「国語」の成立をめぐって
トランスポジショニング: トランスランゲージングとアイデンティティへの新たなアプローチ(講演者: 李 嵬教授)
言語とアイデンティティ・ワークショップI:言語アイデンティティについての理論、方法論
アジアと世界の男性像:社会言語学からみた変遷(講演者:平本美恵准教授)
日本の言語政策と学習者アイデンティティの前提 ― 日本人のための英語教育、外国人のための日本語教育の推進 ― (講演者:橋本佳代子)
「言語とアイデンティティ」ワークショップIII:教室における言語とアイデンティティー政策と教育ー
異質な要素:日本語の書記実践におけるアイデンティティとハイブリッド性 (講演者:Peter BACKHAUS教授)
「言語とアイデンティティ」ワークショップIV:言語景観における言語とアイデンティティ
言語とヘルスケア ー貿易、人の移動、政策ディスコースを中心にー(講演者:大友瑠璃子准教授)
言語・文化・思考はどのように関係しているか(講演者:今井むつみ教授)
「言語とアイデンティティ」ワークショップVI:言語、アイデンティティ、精神

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