ブログ - 東京カレッジ - Page 6

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2つの銅像に見る、日本人の記憶のなかの島義勇 ―②

2021.08.18
Michael ROELLINGHOFF

探検者/植民者としての島義勇 札幌周辺を調査し、碁盤の目状の区割図を作成した島は今日、佐賀でも北海道でも、札幌市の建設者として広く称揚されている。島の影響は札幌の街並み、とりわけ、北海道神宮より北東の…

2つの銅像に見る、日本人の記憶のなかの島義勇 ―①

2021.08.03
Michael ROELLINGHOFF

北海道の道都・札幌に行くと、高さ4メートルの島義勇像が北海道神宮の一角にそそり立っている。現在人口200万人を擁する札幌市の喧騒をよそに、北海道神宮は観光客ばかりか市民にも人気のスポットだ。毎日、数千…

暮らしと仕事のエスノグラフィー 学者シリーズ 星岳雄先生

2021.07.23
SHAKUTO Shiori

今から約20年年前、2人の子どもたちと一緒に、カルフォルニア州サンディエゴで引っ越しを終えたばかりのことだった。大学の授業の準備をする傍ら、研究成果も発表しなければならない。休む暇もなく、帰宅早々書斎に駆け込まれる毎日だった。
そんなある日、彼の娘が得意そうな様子で話しかけてきた。

「プラネタリーバウンダリー」にまつわるいくつかの思い出

2021.04.28
Tokyo College Blog

私が、最初に「プラネタリーバウンダリー」(Planetary Boundaries)の概念を知ったのは、2009年12月にコペンハーゲン大学が主催しての気候変動に関する国際会議のときであったと思う。この会議には、国際研究型大学連合(IARU)の参加大学から…

2050年に向けて、未来の病院 ーアートの果たす役割ー

2021.04.05
Tokyo College Blog

新型コロナウイルスの感染拡大により、医療の効率化が進んでいます。医療崩壊の危機が叫ばれる今、効率的に医療を行うことがより多くの人々を救うことになるでしょう。しかし、患者さんを真に効率的に救うためには、一見効率的でないことが必要になります。病気を治す(cure)ことに注目しすぎると、患者の状態を悪化させてしまうことがあるからです。

3年目の春

2021.04.05
HANEDA Masashi

4月になりました。2019年2月1日に設置された東京カレッジは、3回目の春を迎えました。若手研究者の数が増え、准教授1人、特任助教2人、特任研究員5人、ポスドク研究者6人がカレッジに所属しています。

中国とイスラーム世界:葛兆光『中国は“中国”なのか』を読む

2021.03.25
HANEDA Masashi

2020年1月から8ヵ月の間東京カレッジの特任教授をお務め下さった葛兆光教授の著書『中国は“中国”なのか:「宅茲中国」のイメージと現実』が東方書店から刊行された。2011年に出版された中国語の著作『宅茲中国』(中華書局、聯経出版公司)の日本語訳である。…

なぜパープル?

2021.03.08
Eureka FOONG

どうして国際女性デーでは、パープルカラーが使われるのでしょうか? 正義と尊厳のシンボルでもあるパープルは、1900年代初頭、最も声高く女性参政権運動を展開したイギリスの参政権団体の一つである、女性社会…


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