「プラネタリーバウンダリー」にまつわるいくつかの思い出
2021.04.28私が、最初に「プラネタリーバウンダリー」(Planetary Boundaries)の概念を知ったのは、2009年12月にコペンハーゲン大学が主催しての気候変動に関する国際会議のときであったと思う。この会議には、国際研究型大学連合(IARU)の参加大学から…
私が、最初に「プラネタリーバウンダリー」(Planetary Boundaries)の概念を知ったのは、2009年12月にコペンハーゲン大学が主催しての気候変動に関する国際会議のときであったと思う。この会議には、国際研究型大学連合(IARU)の参加大学から…
グラフィックレコーディング©Innovation Team dot 小金丸侑莉 ※このブログは「暮らしと仕事のエスノグラフィー」学者シリーズ第2回です。このシリーズでは東京大学内外の著名な研究者に「暮…
新型コロナウイルスの感染拡大により、医療の効率化が進んでいます。医療崩壊の危機が叫ばれる今、効率的に医療を行うことがより多くの人々を救うことになるでしょう。しかし、患者さんを真に効率的に救うためには、一見効率的でないことが必要になります。病気を治す(cure)ことに注目しすぎると、患者の状態を悪化させてしまうことがあるからです。
4月になりました。2019年2月1日に設置された東京カレッジは、3回目の春を迎えました。若手研究者の数が増え、准教授1人、特任助教2人、特任研究員5人、ポスドク研究者6人がカレッジに所属しています。
2020年1月から8ヵ月の間東京カレッジの特任教授をお務め下さった葛兆光教授の著書『中国は“中国”なのか:「宅茲中国」のイメージと現実』が東方書店から刊行された。2011年に出版された中国語の著作『宅茲中国』(中華書局、聯経出版公司)の日本語訳である。…
どうして国際女性デーでは、パープルカラーが使われるのでしょうか? 正義と尊厳のシンボルでもあるパープルは、1900年代初頭、最も声高く女性参政権運動を展開したイギリスの参政権団体の一つである、女性社会…
執筆者
Felix Riede
執筆者: Felix Riede
私たちの種であるホモ・サピエンスが出現するはるか以前に、人類はその環境に手を加えた。そうした環境改変は、初期人類にとって意味あるものであったが、当初はまったくローカルで、一時的なものであった。しかし、火の使用が始まり、より高度な技術が生まれると、環境改変は他の種に影響を及ぼしていく。
『サステイナビリティとは、同じであり続けることではない。』「暮らしと仕事のエスノグラフィー」シリーズ第一回では、東京カレッジ特任教授の味埜俊教授にお話をお伺いしました。
COVID-19によって「家<ホーム>」の概念が一夜にして変わった日本では、トランスナショナルな移住者の生活が大きく揺るがされている。
2019年は、在留外国人と海外在留邦人の数両方が、統計がある1968年以来、最多となり、日本の移民史において、特別な年であった。しかし…