主要研究:科学技術史
研究詳細:科学技術関係、技術変化の歴史学、技術変化への文化的依存、文化と都市景観に存在する科学技術的観点における表象としての美術的・建築的シンボル、ノーベル賞の文化史、科学博物館の博物館学、科学コミュニケーション。
現在:ノーベル物理学賞を受賞したスウェーデン人学者 ハンス・アルヴェーン氏の業績について様々な側面から記した本および論文の執筆に取り組んでいる。
1948年 生まれ
1977年 スウェーデン王立工科大学物理学専攻(MSE)修士課程修了
1984年 ウプサラ大学科学・思想史ウプサラ大学博士号取得
1986-1987年 カリフォルニア大学、バークレー (科学技術史)客員研究員
1989年 スウェーデン王立工科大学(技術史)教授
1989年 スウェーデン王立工科大学科学技術研究科 創立者・学長
1991-1999年 欧州宇宙機関history project諮問委員会委員
1992年 ペンシルベニア大学歴史学社会学研究科 客員教授
1992年 スウェーデン王立工学アカデミー 会員
1994年 スウェーデン王立科学アカデミー 会員
1992-2008年 ドイツ博物館(ミュンヘン)事務局 科学諮問委員会委員
1995–96年 チャーチル・カレッジ(ケンブリッジ)海外特別研究員
1996-2004年 マサチューセッツ工科大学(MIT)文学部客員委員会委員
1998-2009年 ノーベル博物館の創設者・初代館長
2002年 スウェーデン王立アカデミー(文学・歴史・考古)会員
2003年 マサチューセッツ工科大学(MIT)STS プログラム客員教授
2008–2009年 Medical Museion(医学博物館)コペンハーゲン 国際諮問委員会会員
2009-2012年 スウェーデン王立科学アカデミー会長
2010–2018年 スウェーデン王室王宮府長官
2011年 韓国科学技術翰林院外国人会員
2013年 アメリカ哲学協会外国人会員
2019年 スウェーデン王立美術院名誉会員
現在:スウェーデンの主要研究財団理事
【著書】
“Technology on Trial: The Introduction of Steam Power Technology into Sweden, 1715–1736”, Almqvist & Wiksell International, 1984.
“Center on the Periphery: Historical Aspects of 20th-Century Swedish Physics” Canton, Mass.: Science History Publications, 1993.
“Museums of Modern Science, Nobel Symposium 112 (Archives of the Nobel Museum, 1),” Science History Pubns, 2000.
“Changes in the Technological Landscape: Essays in the History of Science and Technology”, Sagamore Beach:Mass.: Science History Publications, 2011.
【共著】
“Research and Museums: Proceedings of An International Symposium in Stockholm 22–25 May 2007”, Nationalmuseum, 2007. Co-edited with Görel Cavalli-Björkman.
“Aurora Torealis: Studies in the History of Science and Ideas in Honor of Tore Frängsmyr,” co-edit. With Marco Beretta, Karl Grandin, Science History Publications/USA, 2008.
スウェーデン王立科学アカデミー Letterstedt 賞(1985)
Society for the History of Technologyレオナルド・ダ・ヴィンチ メダル(生涯業績賞)(2010)
韓国科学技術翰林院 名誉博士(2011)、スウェーデン王立工科大学 名誉博士(2020)
旭日大綬章 (2013) 「日本・スウェーデン間の友好親善の促進及び科学技術・学術交流の促進に寄与」