東京カレッジ　特任研究員（特定有期雇用教職員）　募集要項

東京カレッジは，東京大学が世界の志ある人たちとともに，地球と人類の未来のあるべき姿を考え，その実現に向けて行動するための仕組みとして2019年2月に新たに設置した組織です。「2050年の地球と人類社会」という大テーマのもと，第一線で活躍する有力研究者，将来性豊かな若手研究者，発言力のある知識人を，全学のネットワークを活用して世界中から招聘し，東京大学の教職員・学生と共に未来に向けた新しい知を協創する場を作ります。そして，そこで生み出された知を，市民向けの講演会の開催を通じて広く社会に伝えていきます。
このたび東京カレッジでは研究活動を行いながら運営業務の一端を担うことのできる特任研究員を募集します。

1. 職名及び人数
特任研究員（特定有期雇用教職員）若干名

2. 契約期間
採用決定後なるべく早い時期（遅くとも令和2年4月1日）から3年間（更新無）。

3. 試用期間
採用日から6か月間，給与・待遇に変わりはありません。

4. 職務内容
・　東京カレッジの重点研究テーマ（後述）に関する研究の遂行及び東京大学内外における分野横断的な協働
・　東京カレッジが主催する研究会やセミナー，一般講演会等のマネジメント
・　東京カレッジ公式ウェブサイト等を通じた東京カレッジ全体の日々の研究活動の発信
・　東京カレッジが招聘する研究者等との日常的な交流

5. 研究分野
東京カレッジは中長期の研究テーマ「2050年の地球と人類社会」の下，持続可能でインクルーシブな人類社会の実現に貢献するため，理系・文系を超えた分野融合の研究活動を行っています。応募者の研究分野は以下の重点テーマのいずれか一つと関連している必要があります。
A. デジタル革命と人類の未来
B. 学際的アプローチによる地球の限界への挑戦
C. 内から見た日本，外から見た日本
D. 2050年の人文学～世界哲学，世界史，世界文学～

6. 応募資格

・　職務に必要な能力を有すること（修士以上の学位を有することが望まれる）
・　日本語及び英語，中国語など外国語の高度な運用能力

7. 就業日
1日7時間45分　週5日
※短時間勤務を希望する場合，曜日や日数等相談に応じます。

8. 就業時間
09:00～17:45（休憩時間60分）を基本とする専門業務型裁量労働制 ※短時間勤務を希望する場合，時間帯は相談に応じます。

9. 休日・休暇
土・日，祝日，年末年始（12月29日～1月3日），年次有給休暇，特別休暇等（就業規則に基づき付与）

10. 賃金等
給与は本学規定による。年俸制を適用し，業績・成果手当を含め月額36 万円程度（資格，能力，経験等に応じて決定する。）
・　通勤手当：最高55,000円/月までを支給
※短時間勤務を希望する場合には条件が変わります。

11. 加入保険
文部科学省共済組合，厚生年金保険，雇用保険，労災保険に加入

12. 就業場所
東京大学本郷キャンパス（東京都文京区本郷7-3-1）

13. 応募締切
令和元年10月18日（金）午後5 時 必着

14. 提出書類
以下の書類をEメールに添付で提出してください。提出書類の言語は日本語または英語とし，電子ファイル形式はpdf とします。（応募書類の提出に対しては，受信した旨の返信をいたしますので，必ず当方からの返信の有無を確認してください。）
・　東京大学統一履歴書（https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/jobs/r01.htmlよりダウンロード，E-mailアドレスを必ず記載して下さい）
・　研究業績リスト（論文については，査読の有無を明記すること）
・　これまでの研究概要（A4用紙1枚程度）
・　着任後の職務全体に対する抱負（A4用紙1枚程度）
・  応募者について参考意見を述べることのできる方２名の氏名と連絡先（様式不問）

15. 提出書類送付先・問い合わせ先
東京大学東京カレッジ採用担当
E-mail: jobs.tokyo.college@tc.u-tokyo.ac.jp

16. 選考方法
書類審査および面接による。書類審査合格者のみ，面接の詳細をご連絡します。

17. 募集者名称
国立大学法人東京大学

18. その他
・　応募書類の返却はいたしません
・　応募書類は本応募の用途に限り使用し，個人情報は正当な理由なく第三者への開示，譲渡及び貸与することは一切ありません
・　面接のための旅費は支給されません
・　在学中の方は，採用後は大学・大学院等に在学することはできません
・　採用者に対しては研究関連活動資金（書籍購入や旅費等）として，年間最大50万円の研究費の支給を予定しています
・　東京大学は男女共同参画を推進しており，女性の積極的な応募を歓迎します