池内 恵

専門分野はイスラーム政治思想と中東政治・地域研究

1996年に東京大学文学部イスラム学科を卒業、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程、同博士課程を経て、2001年4月に日本貿易振興会アジア経済研究所研究員に就任。2004年4月より国際日本文化研究センター助教授（後に准教授に名称変更）・総合研究大学院大学助教授・准教授を兼任。2008年10月に東京大学先端科学技術研究センター准教授（イスラーム政治思想分野）、2018年10月から東京大学先端科学技術研究センター教授（グローバルセキュリティ・宗教分野）に就任。2020年9月に先端研双発戦略研究オープンラボ（RCAST）を設立し、大学発シンクタンクの試みを提唱し、外務省の外交安全保障調査研究事業費補助金等の大規模な外部資金を導入して外交・安全保障の大規模で組織的な調査研究を統括・運営推進している。

2018年『シーア派とスンニ派』新潮選書2016年『サイクス＝ピコ協定　百年の呪縛』新潮選書2016年『増補新版　イスラーム世界の論じ方』中央公論新社2015年『イスラーム国の衝撃』文春新書2009年『中東　危機の震源を読む』新潮選書2008年『イスラーム世界の論じ方』中央公論新社
2006年『書物の運命』文藝春秋2004年『アラブ政治の今を読む』中央公論新社
2002年『現代アラブの社会思想—終末論とイスラーム主義』講談社現代新書

2016年　第12回中曽根康弘賞・優秀賞
2015年　第69回毎日出版文化賞・特別賞
2009年　第31回サントリー学芸賞思想・歴史部門
2006年　第5回毎日書評賞
2002年　第2回大佛次郎論壇賞